台湾から小さな村にマスク1万枚が届く 「ワクチン送ってくれたお礼を込めて」
1万枚のうち4,000枚は、台湾の中学校と相互交流している大玉中の生徒に配布されるとのこと。
■4,000枚中学生に配布
2020年と2021年は、コロナ禍で行けなかったため、今年は4月と10月にオンライン交流を実施。生徒からは「将来国際関係に進みたい」、「台湾の中学生の英語力の高さに驚き、刺激を受けた」などの声があがっているという。
また、大玉村の農産物直売所では春の時期に台湾パイナップルやマンゴーも販売している。このように台湾となじみ深いことと、日本政府への感謝の意味を込めて、今回大量のマスクが届いた。1万枚のうち、4,000枚は大玉中の生徒に配布されるそうだ。
関連記事:インリン、夫婦で台湾製ワクチン接種を報告 ある“意外な副反応”も
■子育て政策強化で移住者増加中
大玉村は福島県のほぼ中央に位置し、人口約9,000人。自然豊かで2014年秋には「日本で最も美しい村」連合に加盟を認められた。いぐね(防風林)があることで、夏は涼しく、冬は暖かい。
特に子育て政策に力を入れているため、人口増加数・増加率、14歳以下の年少増加数・増加率すべてが県内市町村のトップクラスを誇る。県内の中心都市・郡山市から車で20分という利便性もあいまって、県内はもとより、関東圏からも移住者が増えているそうだ。
関連記事:新型コロナ、小池都知事が厳しく指摘した「都民が油断する時間帯」とは?
■役場の様子
役場に台湾からマスクが届きました!その多さにはびっくり!😲
ワクチンを送ったことのお礼のマスクということで、マスクには一枚一枚日本語で「ありがとう」の言葉が書かれています😊 pic.twitter.com/zr05A5yjs7— 大玉村地域おこし協力隊 (@otama_kyoryoku) September 14, 2021
・合わせて読みたい→新型コロナ、小池都知事が厳しく指摘した「都民が油断する時間帯」とは?
(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)