東国原英夫、河野太郎大臣のSNSブロック問題に意見 「言論の自由は最大限確保」
東国原英夫が総裁選出馬の河野大臣にネット中傷の規制強化を求めた。
元衆議院議員でタレントの東国原英夫が19日にツイッターを更新。ネットでの中傷に「堂々とブロック」を宣言した河野太郎規制改革大臣に自身の意見を述べた。
■ネット上の批判に「最大限確保されるべき」
河野氏がネットの中傷をフォロワーに読ませないためにそうしたユーザーをブロックしていくと公言した話題に触れた東国原。東国原は過度な中傷や名誉毀損、脅迫などは論外だとしながら批判や反論などの自由は最大限確保されるべきだとした。
また東国原は「もし総理になられたら」と河野氏に中傷など個人を攻撃するような言動に対して徹底的な取りしまりとネットリテラシー教育の強化を求めた。
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■侮辱罪など強化の動き
すでに2020年に女子プロレスラーの木村花がテレビ番組の放送内容から批判が集まり自殺へと追い込まれたことなどを受けて規制強化の動きは強まっている。
16日に上川陽子法務大臣は侮辱罪に懲役刑を導入し、「勾留(30日未満)または科料(1万円未満)」とされている現行の刑罰に「1年以下の懲役か禁錮または30万円以下の罰金」を追加する詰問を行うなど法改正を進めていく方針のようだ。
Twitterや匿名掲示板などを中心に自由な発言ができるのがネット社会だったが、個人の発言に責任を持つ必要のある時代へと変わろうとしている。