とある駅構内の床、様子がおかしい… どう見ても「例のアジト」と話題に
とある駅で足元を見ると…。とんでもない「既視感」が、大いに話題となっているのだ。
「事実は小説より奇なり」という言葉もあるように、現実世界ではフィクション作品も驚きの光景と遭遇するケースも珍しくない。
現在ツイッター上では、ゲームの世界の「とあるワンシーン」を連想させる写真が話題となっているのだ。
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■これは明らかに…
注目を集めているのは、ツイッターユーザー・絢瀬かえでさんが投稿した一件のツイート。
投稿本文には「ロケット団のアジトでしょこれ」と意味深な一文がつづられており、こちらだけ見ても何のことかサッパリである…。
しかし添えられた写真を見ると、そこには確かに「ロケット団のアジト」としか思えない光景が広がっていたのだ。
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■一体どういうことなのか?
こちらの写真と「ロケット団のアジト」というフレーズがピンと来ない読者のために補足させてもらうと、ツイートの写真は大人気ゲーム『ポケットモンスター』シリーズに登場する悪の組織「ロケット団」のアジトの様子に酷似しているのだ。
タマムシシティにある同施設内には様々なギミックが施されており、その中でも特に印象的なのが「矢印の書かれた床」である。
通常はプレイヤーが十字キーを動かして主人公の動きを操作していくのだが、矢印の書かれた床の上では問答無用で矢印の方向に進まされてしまう。そのため、目的地に辿り着くには「ゴルフプレイヤーが芝目を読む」ような慎重さで「床の矢印を見る」ことが求められるのだ。
余談ではあるがロケット団のアジトでサカキを倒すと、その後のイベントで必須となるアイテム「シルフスコープ」が入手できるのだが、『ポケモン赤・緑』初プレイ時は小学校低学年だった記者は、所持アイテム数がマックスの状態(これ以上アイテムを持てない)で、サカキの落としたアイテムアイコン(シルフスコープ)を調べてしまう。
するとメッセージウィンドウには「もちものが いっぱい!」と表示されたので、当時RPGリテラシーが低く、且つピュアな心の持ち主であった幼き時分の記者は「ヘ〜、この中にはサカキの持ち物がいっぱい詰まってるんだな〜」などと、斜め上の勘違いをしてしまったのだ。
そのためシオンタウンのポケモンタワーにおけるイベントが一向に進まず、数日間は事実上の「詰み」状態に陥り、半泣きでクラスメイトたちに攻略法を相談していたことも今では良い思い出である。