店内に川が流れる沼津の老舗喫茶「どんぐり」、提供方法にテンション爆あがり
静岡・沼津の名物喫茶「どんぐり」。水路を料理が流れるそのスタイルで、多くのファンのハートを掴み続けている。
静岡・沼津にある老舗喫茶「どんぐり」は、開店前から行列ができる人気の甘味処である。記者が訪れた日も、朝から多くの若者たちが入店を待っていた。その人気の秘訣とは…?
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■趣きある店構え
多くの店が軒を連ねる「沼津仲見世商店街」。新幹線が止まるJR三島駅から東海道本線(静岡行き)で5分の場所にある「JR沼津駅」の目の前だ。
商店街の一本脇に入った道に位置するのが、今年開店45周年を迎えた「どんぐり」。
店頭にパフェやフルーツポンチ、みつ豆、ところてん、きしめん等といった品書きの食品サンプルが並ぶレトロなお店である。さんまのカバ焼き定食なんてのもあるぞ…。
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■テーブルのど真ん中に川が…!?
常連客や観光客を楽しませているのはその提供方法。店内中央のテーブルには水路が走っており、「どんぶらこどんぶらこ」と料理を乗せたたらい状のタル舟が流れている。
川をイメージしたこの水路の脇には「日本橋」「三島」「大津」「京都」など東海道五十三次の宿場町名が書かれており、それが客席の名称。
なんとも風情ある粋なシステムだ。ネットでは「夢がある」「現代アート」「アトラクション系甘味店」と常に話題を呼んでいるのはこのためだ。