学生のとき、約2割の人が電車内で「済ませていたこと」 女性に多い傾向も…
テスト前の暗記だけでなく… 学生の頃、電車での通学中に決して少なくない人たちが奮闘していた。
■電車でもやらないと追いつかない…
学科や学部によっては非常に忙しく、通学時間も活用しなければ追いつかなかったという人も。
デザイン系の専門学校に通っていたという40代女性は、「とにかく忙しくて、その頃はずっと課題に追われていた記憶があります。電車の中でもカラーチャートを見て、デザインを頭の中で練ったり…とかはしていました。残念ながら、いま仕事には活かせていないんですけどね。大変でしたが楽しかったです」と振り返る。
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■体力とやる気、希望があったから
また、30代女性は、「演劇の授業を取っていたとき、『明日までにこの部分を完璧に入れて、皆の前で披露する』といった課題がよく出たのですが…バイトもしていて夜は疲れて寝てしまい、行きの電車の中で友達と暗記して、学校について授業が始まるまでの自主練の時間に演技プランを立てていました」という。
しかし「あのほんの数十分で暗記して、それで乗り切っていたなんて…今はもう(暗記力に)自信ないです。体力もやる気も人生のピークで、夢や希望に満ちあふれていたからこそ、そこまでできたのかもしれません」とも話していた。
体力的に多少の無理がきく時期に、がむしゃらになって頑張った経験は、その後の人生にも影響を与えているようだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)
対象:全国10代~60代の男女384名 (有効回答数)