武井壮、ネット大荒れの麻生氏発言を擁護 太田光は「自民党内部に言うべき」
物議を醸した麻生副総理の発言を、『サンデー・ジャポン』で武井壮が擁護。一方、太田光は異論を唱え、政治家と専門家の関係性を説いた。
■「議論も始まらない」と擁護
続けて、武井は行動制限による効果を「絶対あった」とした上で、「でもこれから先は、もうだって数十%の人がもうワクチンも打ってて、罹りづらいようになってるよっていうことだったら『こっから先はこのまんまでいいの?』っていう疑問は絶対誰かが言わなきゃいけないし」とコメント。
感染が落ち着いた今、行動制限の緩和を打ち出すのは当然だとして、「みんな右向け右で、全員が政府で同じこと言ってたら議論も始まらないと思うんで、そういうきっかけにはなっていいと…」と麻生副総理を擁護した。
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■太田は「党内部に言うべき」と…
しかし、MCの爆笑問題・太田光はこれに割って入り、「でもそれは、自民党“内部”に言うべきことであって」と反論。
「『医者の言うことコロコロ変わるけど、もっとちゃんとしてほしい』って言うんだけど」「必ず、政策を決定するのは政府ですってことをハッキリしないから『分科会が暴走してる』だとかそういうふうになるわけですよ」と政府と分科会の関係性を説いていく。
その後も、「で、野党は分科会の人に『政府にオリンピック中止しろって言ってくれ』って、それはじつは侵しちゃいけないんですよ。学者と政治家は絶対分けてなきゃいけないから。政治家がアレ言っちゃうと、政府がまるで分科会の言うことを聞いて決定したってことに、思ってるようになっちゃうからね」と、両者の関係性を指摘した。
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(文/しらべぇ編集部・玉山諒太)