がんで左眼球を失った女性 穴でろうそくの火を消す前向きな姿に称賛集まる
非常にまれながんとの闘いの中で眼球を失った女性が、ある特技をSNSで披露し話題を集めた。
■エマさんの発見は…
かつて眼球があった部分には今、小さな穴が開いているというエマさん。放射線治療で静脈が焼かれたため、死んだ皮膚に新たな血液を送ることができず、穴が開いてしまうのだという。
しかしエマさんは、この穴から空気を出すことができ、ケーキのろうそくを吹き消すことができることを発見した。
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■ありのままの姿が話題に
Tiktokでその特技を投稿したところ1,500万以上視聴され、ありのままをさらけ出し前向きに生きるエマさんへ「怖いとは思いません、美しいです」「目が呼吸をしているように見えて美しい」など、称賛のコメントであふれかえった。
エマさんは現在、穴をふさぐため脚の皮膚を移植する手術を1年も待っているという。穴は直接肺につながっており、お風呂やプールなどで水が入ると溺れてしまう危険性があるため、気をつけながらシャワーを浴びる日々を送っているそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・原田パラン)