小学校教師が児童26人に暴行・暴言・セクハラ 児童の腹部を触り…
当該教諭は「指導に熱くなってしまった。たくさんの子供たちを傷つけて大変申し訳ない」と謝罪。
■保護者の通報で発覚
2020年6月の「日本語わかるか」の暴言に対して、保護者が学校に抗議したところ、校長らが謝罪。しかし、この件が教委に報告されていたかどうかについて、教職員課が把握していないことが、しらべぇ編集部の取材でわかった。
ほかの10件は、保護者が教委に通報したことで発覚し、当該教諭はすべて認めた。今年7月21日の熊本市体罰等審議会で体罰と認定されたが、今月29日の処分発表までは別の学校で勤務を続けていた。
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■軽すぎる処分内容
教諭は、教委の聴取に対して「指導に熱くなってしまった。たくさんの子供たちを傷つけて大変申し訳ない」と謝罪。
しかし、兵庫県姫路市立小学校の男性教諭(39)は、同様の行為で先週懲戒免職になっている。今回は市教委の判断の甘さ、学校の対応のひどさもあらためて浮き彫りとなった。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)