ヨドバシ店頭に現れたPC、スペックが衝撃的すぎる 「これもう化石じゃん」と話題に
ヨドバシカメラ店頭にて展示されていたというPC。その「驚異的」なスペックに、反響の声が多数寄せられている。
■PCからの「問いかけ」がエモすぎる
そういえば今日ヨドバシにすげぇPC売ってた pic.twitter.com/kSnL4NT9lk
— hiroya💿💸_(:3 」∠)_10/31M3 (@Nexus_hiroya) September 27, 2021
話題のツイートを投稿したhiroyaさんに話を聞くと、こちらのレトロすぎるPCは愛知県にある「ヨドバシカメラ マルチメディア名古屋松坂屋店」にて発見したものと判明。
「価格表示がない以外は他のPCと同様にスペック表と合わせて堂々と陳列されていたので、思わず写真を撮ってしまいました」と振り返るhiroyaさんだが、発見の翌日に同店へ向かうと、今度は件のPCに新たに「張り紙」が貼られていたのを発見したという。
今回話題となったPC(「NEC PC-9821 LS150」)は、1997年1月に発売された大昔のモデルなのだが、9月28日が「パソコン記念日」であることに因み、じつに24年ぶりに売り場に帰還したのだ。
「24年ぶりに売り場へ立ちました」と大きく書かれた張り紙には、他にも「24年間で私たちは様々な分野で使われるようになりました」「私の時代よりも安く、軽く、軽くなって一緒に持ち運ぶにも最適です」「事務のお仕事のために、ゲームで遊ぶために、動画や音楽を楽しむために。いつの世代も私達が使われる理由は変わりません」と、我々がインターネットと歩んできた期間について、しんみり考えさせられる文章が多数記されていた。
末文の「今、あなたはパソコンで何をしていますか?」という問いかけが、とても印象的である。
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■例えモデルは変わっても…
残念ながら現代の水準から考えると、大幅なスペック不足である同PCだが、それはあくまで「現代の水準」で見た場合。かつては同PCが時代の最先端であり、人々の業務であったり趣味であったりをサポートしてくれる、なくてはならない相棒だったのだ。
ちなみにツイート投稿主であるhiroyaさんは、これまで「Windows一筋の生活」を送ってきたヘビーユーザー。現在も仕事柄、PCをバリバリに使用しているとのことで、「WindowsPCの姿かたちは変わりましたが、自分はまだまだこの先もお世話になりそうです」と、笑顔で語ってくれた。
いま我々が使用している目の前のPCやスマホは、24年後の人々からはどのように映るのだろうか。
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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)