ポケモンキャラが泳いで見える不思議な刺繍が話題 製作の背景を聞いた
刺繍の魅力について「花や動物はもちろん、建築やリアルな人物画まで表現することができる」と話す。
人気ゲーム『ポケットモンスター』シリーズは1996年に1作目『ポケットモンスター 赤・緑』が発売されると、子供たちの間で人気を博し、その後アニメ、漫画、カードゲームなど、さまざまなメディアミックス展開がされ世界中でヒットしている人気作。
最初は151匹だったが、今では898匹のポケモンをゲットすることができる。そんなポケモンの不思議な刺繍が話題を呼んでいる。
■10年以上のポケモンファン
作者のモナさんは、2010年発売の『ポケットモンスターブラック・ホワイト』からのファンで、No.607のろうそくポケモンに分類される「ヒトモシ」が一番のファンだという。
ポケモンキャラクターの刺繍を続けているが、今回No.393「ポッチャマ」を作成したところ、大きくバスった。6日午後1時現在4.6万件のいいねがついており、返信欄には海外からのコメントも目立つ。
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■透明に見える訳とは
昨年の8月に刺繍を始めたが、当時は難しく感じて約2ヶ月で挫折してしまったという。その後今年7月に再チャレンジし、今回の作品は図案の作成から約3週間で完成させた。生地が透明に見えるのは、オーガンジーという素材を使っているからだという。
「オーガンジー」は、繊細さと高級感を兼ね備えた生地で、ウェディングドレスやストール、コサージュなどに多く使われる生地。
薄手で程良いハリ感を持ち合わせ、上品な透け感が透明感を演出し、独特の光沢感と弾力性をうみだす。このような素材が、刺繍に使われることは珍しいそうだ。