ドラマ『イカゲーム』人気でアクセス急増 韓国プロバイダがNetflixを提訴
コンテンツ配信企業がネットワーク使用料を負担する必要性について、各方面に影響を及ぼすだろう訴訟が始まる。
Netflixドラマ『イカゲーム』が、世界的に大人気を博している。韓国でも同ドラマが人気のためインターネットアクセスが増加し、韓国のインターネットプロバイダが使用料の負担をNetflixに求める訴訟を起こしたと、『Mail』などの海外メディアが報じている。
■操業以来のヒット
9月よりNetflixで配信が開始されたサバイバルドラマ『イカゲーム』は世界的な人気を博しており、Netflixが操業を開始して以来、最も成功した番組となる可能性が高いと言われている。
そしてこの高い人気に伴い、韓国のインターネットプロバイダであるSK Broadbandが、通信量の著しい増加によるネットワーク使用料の負担をめぐって、Netflixを提訴した。
関連記事:でっぱりん、つわりに苦しむ妊婦にエール 「ビックリするくらい元気に」
■番組人気で回線に負担増
SK Broadbandによれば、Netflixは韓国でYouTubeに次いで二番目に通信料が多い。2021年5~9月の間に自社のネットワークからNetflixへのアクセス数は24倍にもなったという。
そして『イカゲーム』の配信が開始された9月現在、毎秒1.2兆ビットという驚異の通信量があるそうだ。