遊園地アトラクションから6歳少女が落下死 遺族は安全管理を問題視
事故を起こしたアトラクションには、過去にもシートベルト装着を巡るトラブルが...。
■遊園地は安全性を主張
事件を受けて、『グレンウッド・ケイバーズ・アドベンチャー・パーク』の創設者であるスティーブ・ベックリー氏は「心を痛めている」と書面でコメントを発表。
「エスティファノス家とその友人たちが経験している損失の痛みは、私たちには想像することができません」「安全性は、これまでも、そしてこれからも、私たちの最優先事項です」と綴っている。
一方で「15年前に最初の乗り物をオープンして以来、当パークは1,000万回以上の安全で楽しい乗り物を運転してきました」とも発表し、パークが安全に運営されていることを強調している。
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■事件の前兆あり
エスティファノス家の弁護士であるダン・キャプリス氏は現地メディア『KMGH-TV』の取材に対し、「2019年にも今回事故を起こしたアトラクションで、乗客がシートベルトの上に座ったまま発進する事件が起きていた」と話している。
この時は乗客がシートベルトの装着が正しくないことをオペレーターに伝え、口論になるトラブルに発展したものの、最終的に大事には至らなかったと報告されている。
過去の事件も踏まえ、ウォンゲルちゃんの家族はこのパークの安全管理に問題があったと考えており、過去にトラブルを目撃した人に対して名乗り出るよう呼びかけている。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)