2年間首にタイヤをかけていたヘラジカ救出 人間社会で危機にさらされる野生動物

2年間の成長でタイヤが抜けなくなり、角を切断する大掛かりな作戦に…。

2021/10/14 19:40


 

■野生動物がさらされる危機

救助にあたった保護局のスコット・マードックさんとドーソン・スワンソンさんによると、ヘラジカの首は2年間タイヤが付いていたにも関わらず、「硬貨大の擦り傷があったくらいで、大きな問題は見つからなかった」「あまりにも状態が良かったことに驚いた」とコメントしている。

今回、無事に救助されたヘラジカは幸運だった。

しかし保護局員によれば、ヘラジカやムース、クマなどの野生動物が、ブランコやハンモック、サッカーのゴールなどさまざまな道具に絡まっている姿が目撃されており、海洋ゴミなどと同様に、人の目に見えないところで野生動物を苦しめる原因となってしまっているようだ。


関連記事:九州自動車道でトラックが炎上・消防14台出動 タイヤバーストが原因か

 

■ヘラジカ救助の様子

・合わせて読みたい→女装癖と性的嗜好丸出しの写真を見られ… 羞恥に耐えかねた父親が13歳息子を殺害

(文/しらべぇ編集部・びやじま

目撃!アラスカの野生動物 ヘラジカに接近せよ【Amazonでチェック】

アメリカ話題タイヤ野生動物翻訳記事コロラドヘラジカコロラド・パークス・アンド・ワイルドライフCPWワピチエルクアメリカアカシカ
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング