2年間首にタイヤをかけていたヘラジカ救出 人間社会で危機にさらされる野生動物
2年間の成長でタイヤが抜けなくなり、角を切断する大掛かりな作戦に…。
■野生動物がさらされる危機
救助にあたった保護局のスコット・マードックさんとドーソン・スワンソンさんによると、ヘラジカの首は2年間タイヤが付いていたにも関わらず、「硬貨大の擦り傷があったくらいで、大きな問題は見つからなかった」「あまりにも状態が良かったことに驚いた」とコメントしている。
今回、無事に救助されたヘラジカは幸運だった。
しかし保護局員によれば、ヘラジカやムース、クマなどの野生動物が、ブランコやハンモック、サッカーのゴールなどさまざまな道具に絡まっている姿が目撃されており、海洋ゴミなどと同様に、人の目に見えないところで野生動物を苦しめる原因となってしまっているようだ。
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■ヘラジカ救助の様子
The saga of the bull elk with a tire around its neck is over. Thanks to the residents just south of Pine Junction on CR 126 for reporting its location, wildlife officers were able to free it of that tire Saturday.
Story: https://t.co/WHfkfPuAck
📸's courtesy of Pat Hemstreet pic.twitter.com/OcnceuZrpk
— CPW NE Region (@CPW_NE) October 11, 2021
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(文/しらべぇ編集部・びやじま)