名古屋市のレジ袋、事実上の最強だった 「発案者は天才か…」と衝撃走る
名古屋のスーパーで買い物をすると…。渡された「レジ袋」の正体に、驚きと称賛の声が寄せられているのだ。
■名古屋市の「回答」が意外すぎる…
「有料レジ袋」の廃止が話題になっていますが、名古屋市では指定の可燃ごみ袋をレジ袋として渡してくれるお店が多くて無駄にならず重宝しています。 pic.twitter.com/fxQmnBwrLh
— 名古屋グルメ探偵 アスカイ (@gourmet_nagoya) October 6, 2021
まずは同市の「環境局ごみ減量部減量推進室」に詳しい話を尋ねてみたところ、市内のスーパーが「レジ袋」としてごみ袋を活用していることは認識しているものの、件の試みは「名古屋市が実施を呼びかけているものではなく、小売店が独自に実施しているサービス」ということが判明した。
なお、ごみ袋のデザインが現行の透明のものに変わったのが約20年前のことなので、担当者は「それ以降の時期から、スーパー店頭でごみ袋の配布が始まったのでは」とも予想している。
関連記事:レジ袋有料化で約3割の人が感じていること 「後ろから圧を…」
■スーパーの試みが素晴らしい!
続いて、アスカイさんが今回のごみ袋を入手したスーパーであるサノヤに話を聞いてみると、レジ袋有料化に当たって現在は1枚2円でごみ袋を配布しているものの、ごみ袋をレジ袋として活用する試み自体は、2010年代初頭から無料で実施していたという。
なお金額はやや嵩むものの、45リットルの袋も配布しているのが嬉しいポイント。我々はレジ袋とどう付き合っていくべきなのか、その重大なヒントはどうやら名古屋市にありそうである。
・合わせて読みたい→コンビニでレジ袋を買った客 「まさかの要求」に店員も困り果てる…
(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)