大好きなドラマや漫画なのに… 2割の人が抱えている深刻すぎる“葛藤”
早く最後まで見たい気持ちと、終わらせたくない気持ちで葛藤しちゃう?
■ゲームの「ラスボス」を倒せない人も…
ドラマや漫画だけでなく、ゲームでも最後までできない人もいるようで、編集部が話を聞いた30代男性は、「RPGの最終ボス前のセーブポイントで積んでいます」と話す。
モンスターの図鑑、隠しアイテムやマップやダンジョン、装備品もすべて集め、キャラクターのレベル、スキル、ステータスもMAXにして、最後のボスを倒すだけで物語が完結するところまで楽しんだ上でゲームをやめ、それから10年以上も放置しているという。
「なんとなく…クリアまでやりたくなかった」と明確な理由はないとのことだが、これもドラマやアニメ・漫画と同じく「終わらせたくない」という理由に近いだろう。
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■いつか最終回を見るときが来るかも
「最終回を見ると終わる」のはたしかに一理あるが、一方で最終回を見ることで作品をより好きになり、作品を何度も見たり、関連グッズを買ったり、演者やスタッフの別作品を追いかけたりして、そこからさらに楽しみを広げる可能性だってある。愛している作品だからこそ「最後を見届けたい」という考え方もある。
とはいえ、作品への向き合い方は人それぞれで強制されるものではない。一旦距離を置いて、しばらくして熱が引いた状態で見ると「終わり」を楽しめるかもしれない。
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(取材・文/Sirabee編集部・二宮 新一)
対象:全国10代~60代の男女384名 (有効回答数)