京都で発見された小さな秋の絶景が話題 「グラデーションがすごい…」
京都・楊谷寺で撮影された小さな秋が話題。手水鉢に広がった絶景にうっとりする人続出。
■この絶景を撮影したキッカケ
手水鉢の中で表現された美しすぎる秋、この構図で撮影しようと思ったキッカケはなんだろう。
気になった記者が前山さんに聞いてみると、「以前よりこちらにある花手水が非常に美しいという噂を耳にしていたので…。それで実際に行ってみると、非常に繊細な美しさで目を奪われました。一面に広がる紅葉などの秋の光景も良いですが、限られた空間の中で作り出す世界は日本特有の良さを感じられます」と熱く語ってくれた。
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■苦労したのは光の反射
今回の写真は、京都にある楊谷寺という寺で撮影したという。
一番苦労した点については、「手水鉢は水を張っているので、光が反射してしまいます。水の中に浮かぶ葉というポイントは残しつつ、紅葉の色彩をしっかりと写すのに苦心したのを覚えています。また、葉の美しさを引き立てているのが周りのひしゃくや苔だと感じたので、周囲のそれらの要素を入れつつ、いかに葉の彩りの美しさを見せられるかは試行錯誤して撮影しました」とのこと。
関西を中心に風景を撮影している前山さん、今後の作品も楽しみである。
手水鉢の中に広がる秋の絶景 pic.twitter.com/eaiAMdxKpV
— 前山 (@xxakaxxv) October 20, 2021
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(取材・文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部)