一部地域で異様な支持を得る「謎のインスタント焼そば」 人気の秘密を探ると…
謎のアラブ人が写るインスタント焼そば商品。ある地域ではコンビニで普通に売っているが…。
“謎のアラブ人”が写るちょっと怪しいパッケージが特徴のインスタント焼そば「アラビヤン焼そば」が、いまネット上で話題を呼んでいる。
【写真】パッケージの中身と調理後の完成写真
■千葉・旭市で人気の焼そば
発端となったのは10月3日放送の『ナニコレ珍百景』(テレビ朝日)。
千葉県の東沿岸部に位置する旭市エリアで高い人気を誇るという謎多き袋麺商品として登場し、地元住民に「焼そばといえば?」と聞くと大半の人が「アラビヤン焼そば」と回答する様子が番組で放映された。
ネットでは「知らなかった…」「見たことない!」「食べてみたい!」などの声が相次ぎ、中には品切れになった店があるという報告も。
関連記事:サンシャイン池崎の「ペヤングの食べ方」に驚き 夏はピッタリかも…
■じつは歴史が深い
ちなみに同商品が発売されたのは1967年。
カップ焼そばの「ペヤング」が1973年、「日清焼そばU.F.O」が1976年、アラビヤン焼そばと同じく袋入タイプの「サッポロ一番ソース焼そば」が1971年ということを考えると、この商品、かなり歴史が深く息が長いようだ。
現在はネット通販とともに、茨城、群馬、栃木などでも販売されているというが、なぜかこの「旭市周辺」では長年有名。アラブと千葉の港町、何の関係が…。共通点がほぼ皆無だ。