『15ビョーーーン』が月イチで再登場 “世界一短いネタバトル”を展開
15秒でネタを繰り広げる『15ビョーーーン』。MCのアンガールズ・田中卓志による愛ある辛口批評も見どころだ。
■納得できずに「直電」
収録を終え、田中と出川らのコメントが到着している。
Q:番組の一番の見どころを教えてください。
田中:80代のおじいさんがお笑いの世界で一生懸命駆け回って頑張っている姿が、やっぱりひとつ、見どころじゃないですか。人生っていうものが感じられるというか。長生きすると思うんですよ、笑うって健康にいいから。
この高齢化社会に『15ビョーーーン』っていう番組がもっと刺さるようにしたい。まだおじいちゃんが1人しか出てないけど、4~5人レギュラーにしたいんですよ。そういうのが広がっていければいいなって今日ふと感じました。
(今回の収録で)「今までになかったお笑い番組」っていうのをまずひとつ感じたのでよかったです。もちろん出てくる芸人も、前回よりもクオリティがガッと上がっていたので、さすが芸人…あわせてくるなと思いました。
出川:僕はやっぱり「MC田中君の厳しさ」(笑)。設定をちゃんとやり切ってないとまず怒るし…。
田中:分からないネタはどういうことだったか聞きたくなるんですよ! 直電かけてネタについて聞きましたもんね。
出川:だからこれからやる若手は分かりやすいネタでお願いしたいと! でも、それはたぶんこの人(田中)がお笑い大好きだから、その熱量が高いから、こういう質問にもなってくるので。それは演者にも伝わるだろうから、それがいいふうになっていく気がする。熱量がないMCだとそこスルーするから、絶対に。
あの辺はこの番組ならではでしたよね。だって演者に本番中「電話しろ」なんて言うMCいる? 「納得できないから理由を聞きたい」なんて!
田中:どういうことかちゃんと視聴者に分かってもらいたいから…(電話をした)三四郎には申し訳なかったです(笑)。どういうことかちゃんと三四郎も伝えたいだろうし、俺も伝えたいから。じゃないとスベって終わっちゃうときがあるんで…愛です! 愛と思ってもらえれば!
関連記事:橋本環奈、『ザ・ベストワン』ゲストMCに決定 「笑いすぎて忘れないように」
■15秒の難しさ
Q:15秒でネタを作る難しさは、どういうところにあるのでしょう。
田中:やっぱりネタのフリを入れる時間がなかったりするんですけど、それがちゃんと芸人の皆さん、15秒でもちゃんと振って…すでに皆さんの頭にあるフリを使ってやったりとか、すごいなと思いますね。
出川:僕なんてリアクションしかやってきてないから…リアクションとかだったらまだやりやすいんだけど、ちゃんとしたネタなんて絶対難しい。でもちゃんと面白かったから素晴らしいと思う。