新型コロナ重症化リスクが1．4倍？ 気になる遺伝子解析を受けてみた
なりやすい病気や体質などもわかるという遺伝子解析。コロナ禍の今だからこそ調べてみる意味とは。
■唾液で簡単に解析
今回、編集部の記者2名が体験したのは、ユーグレナ・マイヘルスの遺伝子解析サービス。健康リスクや体質の遺伝的傾向など300項目以上を分析することができる。
体質や病気の発症は遺伝要因だけでなく、食生活や生活環境など環境要因にも大きく影響を受けるが、自分の遺伝子情報を理解したうえで生活習慣を見直すヒントに役立てることができるそうだ。
解析方法は簡単。ネットで申し込むとこのようなキットが届く。唾液（かなり多め）を採取して郵送するのだが、これは、コロナのPCR検査などでも親しみ深いやり方だ。
食べ物や飲み物のDNAが混ざらないように、唾液を採る前の飲食は控える必要がある。
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■気になる結果は…
唾液を送って、およそ1ヶ月弱くらいで結果を通知するメールが届く。パソコンやスマホからログインして確認する仕組みだ。
解析項目は様々な健康リスク、遺伝的体質、祖先解析など多岐にわたるため、今回もっとも気になっていた「コロナに関わりそうな項目」について見てみると…まずは肥満にまつわる項目、ダイエット体質はトライアングル型。
脂質の代謝が苦手で、下半身に脂肪がつきやすい体質のようだ。サークル型のように糖質代謝は苦手でないようなので、糖質制限ダイエットはあまり効きにくいのかもしれない。
運動・ダイエット関連の調査結果は他にも数多くあり、たとえば、BMIや除脂肪体重は、遺伝的には「一般的なタイプ」とのこと。
総コレステロールレベルは「低めのタイプ」との結果なのだが、たしかに健康診断や人間ドックのコレステロール値検査で引っかかったことはない。
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