東ちづる座長の『月夜のからくりハウス』が再び渋谷に 「今しかない、今やらないと」

女優・東ちづるさんが主催、2017年の初演も話題となった『月夜のからくりハウス』。3月公演のチケットは20分で完売したという。

東ちづる

今年8月24日から9月5日にかけて開催された東京パラリンピック。残念ながら、新型コロナの感染爆発第5波の真っ只中で、現地での観戦・応援はほとんどできなかったが、テレビや報道を通じて、オリンピック以上の感動を覚えた人も少なくないのではないだろうか。

小学校でバスケチームに所属している記者の次男も、車いすバスケ・鳥海連志選手の大ファンになり、体験イベントに訪れたほど。9年前に一般社団法人Get in touchを立ち上げ、理事長を務める女優の東ちづるさんが、今年にかける期待も大きい。

舞台稽古の演出を終えたばかりの東さんに、話を聞いた。


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■まぜこぜの社会を目指して

東さんがボランティアに関わるようになったのは、29年前の骨髄バンクの支援活動がきっかけ。

その後、ドイツ国際平和村や世界自閉症啓発デーなど様々なボランティア活動に関わり、東日本大震災後の2012年には誰もが自由に自然に暮らせる「まぜこぜの社会」を目指すGet in touchを創設した。

今夏開催された東京オリンピック・パラリンピックの公式文化プログラムとして、映像作品を制作。出演だけでなく、構成・キャスティング・演出・製作総指揮も務めている。


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■多難だった制作過程

8月の生配信では120万人が同時視聴し、YouTubeにアップされたアーカイブ動画も6万回近く再生されている多様性がテーマの映像。昨年11月にオファーがあり、構成自体はすぐにできたというが「大変すぎて、9ヶ月間の記憶が本っ当に…」と東さん。

「まず、『多様性の本質とは何か』というところから考えなければなりませんでした。私が『MAZEKOZE』というタイトルをつけたところ、『まぜこぜという言葉は秩序を乱すイメージがある、と感じる人もいるのではないか』というご意見もありました。


では、秩序とは何でしょうか? 私は、みんながバラバラの方向を向いているけれども支え合って自分らしく生きられる、協力し合える、それが多様性社会だと思っています…というところから対話が始まりました」

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■コロナ禍ならではの困難も

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