茂木健一郎氏、相次ぐ政治アカウントの騒動に「受け取り側の問題」「教育の失敗」
相次ぐ政治アカウントの訴訟騒動に言及した脳科学者の茂木健一郎氏。問題は受け手側にあり、その背景には教育の失敗もあると…。
■教育の失敗を重ねて指摘
そして、ここから話は教育の問題に及ぶ。「特定の主張をするアカウントがあって、それに影響されて投票行動を変えるというのは人間のモデルとしては単純すぎる気がするし、もしそういう方がいらっしゃるとしたら批判的思考の欠如」とすると、「結局は日本の教育の失敗」とズバリ。
メディアに露出している候補者が当選しやすいという通説も引き合いに、「テレビの問題と同時に視聴者のリテラシーの問題であり、ここでも日本の教育は失敗している」と重ねて教育を批判する。
最後も「問題なのはそんなことで影響を受けてしまう単純な有権者の群れとそれを生み出す日本の教育の失敗だろう」と受け手側の問題を説き、その原因が教育にあると指摘した。
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■連続ツイート2621回目の一発目
しばらく前にある政党がお金を出していたらしいアカウントのことが話題になり、昨日は別のアカウントの中の方が話題になっていた。どちらも興味深いことだし、事象として報じる意味はあると思う。特に前者については主要メディアはもっと検証して良い。
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) November 12, 2021
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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)