小学校教師が休日にソープランド勤務で懲戒免職 教委は「まじめで評判よかった」
教諭は校内での評判も良く勤務態度も良好だったため、発覚までは誰も気づかなかったという。
今年9月、東京都内の区立小学校に勤務する女性教師(27)が、新宿歌舞伎町でいわゆる“立ちんぼ”行為を繰り返していたとして、都教育委員会が懲戒免職処分にした。
今度は多摩地域に勤務する小学校養護教諭(28)が、風俗店でも働いていたなどの理由で懲戒免職処分となった。
■大変なことをしてしまった
都教育委員会人事部職員課によると、当該養護教諭は今年4月3日午後2時頃から同日午後11時頃までの間、店舗型性風俗特殊営業店(ソープランド)において、この店から現金を受け取り、男性客と性行為を行うなどした。
匿名の通報で今回の事態が発覚したが、教委の調べで2020年2月から2021年4月まで、学校の休日に不定期で勤務していたことが判明。教諭は、「自分の考えの甘さから大変なことをしてしまった。実家を離れて都内で暮らすためのお金を貯めたかった」と話したという。
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■学校での勤務態度は良好
なお、周囲にはお金に困っていたとの話はしておらず、学校での勤務態度も良好。校長らからは「丁寧で詳細な資料や計画も作る。報告・連絡・相談もできる」との報告があがっており、校内での評判も良かったという。
そのため、発覚まで誰も気づかなかったそうだ。教委の担当者は、「まったくの想定外の出来ごとのため、防ぎようがなかった。休日にこのようなことをやられてしまうと、どうしようない」とこぼす。