華を欠く立憲民主党代表選 「泉・逢坂・西村」3人の闘いか
ドキュメンタリー映画が話題になり、平井・前デジタル相を選挙区で破った小川淳也議員は推薦人確保に苦戦との情報も。
11月19日告示、30日投開票の立憲民主党代表選が事実上スタートした。これは、先の総選挙での敗退を理由に辞任表明した枝野幸男代表の後任を決めるものだ。
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■3氏が会見
17日、3人が出馬表明会見を行った。1人は旧国民民主党のメンバーが推す泉健太・政調会長。もう1人は旧・社会党グループが推す逢坂誠二・前政調会長。
最後の1人が「14歳の子との性交発言」で辞任に追い込まれた本多平直・前衆院議員を夫に持つ西村智奈美衆院議員。菅直人グループが推す。
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■パッとしないメンツ
私は3人の会見をライブ配信したのだが、コメントで多かったのが「いずれもパッとしない」だった。確かに枝野代表には功罪があったが、知名度・認知度は抜群。それに比べて、今回名乗りを上げた3人は国民に知られていない。
ただ、旧・民主党政権の色は払拭できる。しかし、そう楽観的にはいられないようだ。永田町を長年、取材する横田一記者はこう語る。
「読売新聞の世論調査では、立憲民主党の支持率を日本維新の会が追い抜いた。代表選が低調になれば、野党第一党という地位も危うい」