ダイソー、110円で究極奥義を完成 全国の鼻毛勢から「ハジケすぎだろ…」
ダイソーで購入したプラバンが、驚きの進化を果たし…。完成品に感動とツッコミの声が寄せられているのだ。
■なぜこのような常軌を逸した作品が…?
ダイソーで色付きのプラ板あったからちょうど作りたかったボーボボのところ天の助のところてんマグナム作ったけどいい色具合になった pic.twitter.com/D74BBO5fve
— ちーず (@kurumilkcheese) November 12, 2021
『ボボボーボ・ボーボボ』が『週刊少年ジャンプ』にて連載開始となったのは2001年のことで、いわば今年2021年は「ボーボボ生誕20周年」(正確にいうと2000年に読み切り作品が発表されているが)に当たるのだ。
それに呼応するか如く、全国各地にて個人・企業など規模を問わず「ボーボボ愛」を強く感じさせる運動が発生しており、今年6月には農林水産省の公式ツイッターがとんでもなくハジケたツイートを投稿し、日本国民に多大なる衝撃を与えたことは記憶に新しい。
今回投稿されたちーずさんの投稿は、そんなボーボボ愛好家たちの琴線を見事に刺激したようで、同ツイートは投稿からわずか数日で1万件以上ものRTを記録。
他のユーザーからは「まさか天の助を作る人がいるとは…」「ちょうど作りたいところてんマグナムって何だ…」「再現度が高すぎる」「めちゃくちゃ笑った」「これはハジケすぎ」など、反響の声が多数寄せられているのだ。
しかしなぜ、ちーずさんはこのようにハジケた作品を作ろうと考えるに至ったのか…。
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■一番の「売れ筋」にニヤリ
今回、取材の相談をしたところ「自分もボーボボ世代なので嬉しいです!」と笑顔で取材を快諾してくれたちーずさん。
ある日、ボーボボのいわゆる「ダサセーター」を目にして創作意欲が刺激されたそうで、自身のフィールドであるレジン、プラ板、ガラス絵の具を使用した作品で再現する際、「ところ天の助の透明感がちょうど作りやすそう」と感じ、今回の作品の作成に至ったそうだ。
作成に当たってはダイソーのプラバン、ハサミ、デザインナイフ、油性ペン(黒、赤)と「ぺんてるホワイト極細」を使用。
バランス良く作れるよう、方眼紙を使ってミリ単位で下絵を描いていたほどの本格作品で、「苦労したところとしては、プラバンは気をつけないと割れやすいので、丁寧に切ることですね」とも振り返っていた。
なお、ダイソーを運営する大創産業の広報に詳しい話を聞くと、こちらのプラバンは「プラバンキュコット」なる逸品で、プラバンキュコットシリーズ自体は2003年の11月ごろより展開が始まっており、今回使用されたB5サイズのクリアブルーは、今年の8月ごろから販売されたものと判明。
気になるバリエーション展開については「サイズはハガキサイズ、A4、A5、B4、B5、B6とサイズがございまして、色も透明のものから白、黒といった単色や暗闇で光る蓄光プラバンもございます」という回答が見られた。
今一番の売れ筋カラーは「クリアブルー」とのことで、ひょっとしたらちーずさんのツイートが、少なからぬ影響を与えているのかもしれない。
クリアカラーシリーズでは他に、ピンク、グリーン、オレンジ、パープル等の色を展開中の他、厚みも様々な種類を完備しているので、ぜひ作りたい作品に合ったモデルを探してみてほしい。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)