デーブ・スペクター、『紅白歌合戦』の演出をバッサリ 「どんどんダメにしてる」
「自称紅白歌合戦評論家」のデーブが、最近の演出や人選などをバッサリと切り捨てた。
■FNS歌謡祭みたいに…
さらにデーブは「プロの司会じゃない人が、司会と言わない方がいいですよ。それはそばに立っていただいて構わないんですよ、女優さんでもいいんだけど、なんか無理やりにやるって言うのはしらける」話す。
そして、「たとえばフジテレビの『 FNS 歌謡祭』みたいに、クールでかっこよくて余計なことをしないじゃないですか。きれいな美術で。紅白をやろうと思えばもっと原点に戻ってやればいい」と指摘。
続けて、「いつも毎回自慢するじゃない、何%行ったって。そのくせに、今のターゲットは何なの?。目的を忘れているんじゃないかと思う。幅広くいろんな人に見てほしいんだったら、誰もわかんない人なんで出すんですか」と憤る。
さらに「それは BS でも他の番組で十分じゃないですか。うまい歌手がこれだけ多いのに、演歌を含めてあんまり出してないじゃないですか。出たくない人は別にして。だから演出のやり方が、正直に言って自分の首を絞めてるようなもんだと思うんですよ」と斬った。
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■演出に再度問題提起
デーブは今年から『紅白歌合戦』の司会者が白組・紅組を採用しないことにも「白と紅、確かに争うのはバカバカしいんですけど、なんでそれもつぶすのかって話ですよ」と問題提起する。
続けて「紅と白ってめでたいじゃないですか。それも文化の1つなんですよ、色合いが。そんなのだったら『ハートネット TV』 でいいじゃないですか」と指摘する。
そして「あれだけの歴史があって、 今一気にみんなが見る番組ほとんど今、なくなってるから、もったいないんですよ。だったらもっとちゃんとした演出をやればいいですよ。うまい人中心で、笑いは一切いらない、面白くないもん。客席にいる審査員とかさ、ごっついお弁当を食べてさ、もうなんか何もかも臭いんですよ作り方が」とバッサリ切り捨てていた。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)