29日未明の天空に出現した大火球 撮影者は「伊豆半島沖上空を西から東へ」
Twitter上には「青いかなり大きな火球をドライブレコーダーが捉えた」といった投稿も多く見られる。
■青い大きな火球
今回は、伊豆半島沖上空を西から東に流れたため、静岡県や千葉県などで目撃された可能性が高い。Twitter上には、「青いかなり大きな火球をドライブレコーダーが捉えた」といった投稿も多く見られる。
青く見られる現象について、藤井さんは「温度が高いために、青く見えるのではない。流星に含まれる物質とそのときの大気の成分が相互に影響しあって、見える色が決まる」と語った。
今回の火球は、しし座流星群などではなく、流星群に属さない「散財(さんざい)流星」だという。
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■来月に今年一番の流星ショー
来月には、今年一番の流星ショー「ふたご座流星群」の極大が待っている。国立天文台によると、12月14日午前2時から同5時頃までは、1時間あたり約40~50個の流星が見られるという。
今回は13日の夜から14日明け方にかけてと、14日夜から15日明け方にかけての2度チャンスが訪れるそうだ。また、流星は放射点を中心に放射状に出現する。
いつどこに出現するかはわからないため、なるべく空の広い範囲を見渡すことが大事。さらに、目が屋外の暗さに慣れるまで最低でも15分ほど観察を続ける必要がある。防寒対策の上、レジャーシートを敷いて寝転ぶなどすると楽に観察できる。
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■非常に明るい大火球
さきほど、とても明るい大火球が流れました。2021年11月29日3時41分17秒に流れた火球を、富士から南の空に向けた広角カメラで見た様子です。流星が光ると同時になる音も捉えることができました。散在流星の火球でした。 pic.twitter.com/54e5zssAOy
— 藤井大地 (@dfuji1) November 28, 2021
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(取材・文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部)