小池都知事、オミクロン株への対応策を説明 いち早く感染者を発見するために…
小池都知事、世界中で猛威を振るうオミクロン株について言及。東京都独自の対策とは…。
3日、東京都の小池百合子都知事が都庁にて定例会見を実施。世界で猛威を振るうオミクロン株への対応策について言及した。
■引き続き警戒が必要
会見冒頭、全世界で感染が広がるオミクロン株について触れる小池都知事。日本国内では4人目の感染者が8日に確認されており、「引き続き警戒が必要でございますので、しっかり対応をしていきます」と説明する。
空港検疫で確認された4例のオミクロン株陽性者。同じ飛行機の乗っていた138名の濃厚接触者に対し、宿泊療養施設への入所を呼びかけている。また、政府からの要請を受け、都の2,000室以上を国の検疫施設として提供したという。
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■オミクロン株の感染者を早期に
東京都としてはオミクロン株を検出する独自の検査手法を構築して、すでに検査を行っている。この手法によって、「いち早くオミクロン株についての動向を知るだけでなく、近隣県と共有する他、民間の検査機関にも拡大をして官民をあげてやっていきます」と語る小池都知事。
また、民間の検査機関ではゲノム解析を積極的に推進することで、オミクロン株の感染者を早期に発見をしていく構えだ。