岸和田だんじりのミニチュアが話題 作者は「精細でカッコいいことを広めたい」
作者は「迫力さと精密さを両立させている。特に屋根廻りは組みもののボリュームとその美しさに、日本建築技術の魅力が凝縮されている」と語った。
■迫力さと精密さを両立
織広堂さんは、金型製作会社に勤務していた頃にパソコンを使った精密機械加工の技術を習得。岸和田型だんじり作成に関しては、そこで学んだ金属加工技術を木工品に応用している。
「迫力さと精密さを両立させている。特に屋根廻りは組みもののボリュームとその美しさに、日本建築技術の魅力が凝縮されている」と語った。あくまで岸和田だんじりの魅力を伝える一環での制作だが、希望があれば一体25万円で販売も行っている。
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■腕の見せどころ「やりまわし」
映像でも見かけることが多い「やりまわし」は、だんじりが勢いよく街角を直角に曲がる。ブレーキのはたらきをする左右の前デコと、かじをとる後デコのタイミングが難しく、腕の見せどころといわれている。