岩手で全国サミットも開催 個性と味わいが濃厚なクラフトヨーグルトの魅力とは

第3回が盛岡市で開催される全国ヨーグルトサミット。地元酪農と深く結びついた個性豊かなヨーグルトの世界とは。

2021/12/19 05:15



■味はどれくらい違うのか

ヨーグルトサミット

盛岡市内にある産直ショップ・賢治の大地館は、岩手の名産品が数多く並び、お土産探しにもぴったり。地元ヨーグルトの品揃えも豊富だ。

そこで見つけた岩泉ヨーグルト(無糖)・プレミアム湯田ヨーグルト(加糖)とくずまき高原ヨーグルト・おおのミルク村のむヨーグルトの4品を食べ比べて、それぞれの個性を味わってみることにした。

盛岡より少し海寄り、龍泉洞などでも有名な岩泉町でつくられる岩泉ヨーグルト。プレーン(無糖)にもかかわらず、酸味が強くなく、まるで少し砂糖を入れたような甘みとコクが特徴的だ。

今回取材にも訪れたプレミアム湯田ヨーグルト。パッケージにある「もっちり」という食感は、ヨーグルトだと今ひとつピンと来なかったのだが、食べてみて納得。

独特のアルミパウチパッケージによってホエーが下にたまるという仕組みもあり、普通のヨーグルトなのにまるでギリシャヨーグルトのようなねっとり感だ。ちなみに、ギリシャヨーグルトも作っているそうだが、「さらにもっちりしている」とのこと。

飲むヨーグルトタイプも2種類を飲み比べてみた。盛岡よりやや北の葛巻町でつくられるくずまき高原ヨーグルトは、さらっとした飲み口ながら、クラフトらしい独特の香りがある。

岩手県最北部の洋野町で製造されるおおのミルク村の飲むヨーグルトは、とにかく濃いことが特徴。かなりよく振らないとボトルから出てこないほど。飲みながら、食べているように感じられる味わいだった。

ひとつの県内でもこれだけ個性があるクラフトヨーグルト。北海道から宮崎まででは、どれくらいの違いがあるのか気になるところだ。


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■ウェブ投票も実施中

ヨーグルトサミット

サミットの公式サイトでは『ヨーグル党総選挙』と題したウェブ投票も実施中。「カ党・ム党」からお気に入りのヨーグルトを一つずつ選び、投票すると、抽選でそれぞれの上位3品を詰め合わせたセットも当たるとのことだ。

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(取材・文/Sirabee 編集部・タカハシマコト

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ヨーグルト岩手県
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