埼玉に出現した垂れ幕、何かがおかしい… 正直すぎる「4文字」に称賛相次ぐ
埼玉県の某所で発見した「食べ放題」の垂れ幕。そこにつづられた衝撃的なフレーズが話題となっているのだ…。
■厳密に言うと「再開」ではなかった…?
仕方なく再開 pic.twitter.com/hE1B7KKmIG
— 鷲谷憲樹 (@nwashy) December 4, 2021
今回話題となったステーキ食べ放題は、同ホテル11階にある「天空レストラン 銀河鉄道」にて実施されているもので、牛サーロインとチキンのステーキが90分間食べ放題という非常に豪勢なコース。
元々は2020年の夏休みシーズンに第一弾が実施され、利用客からの好評を受けて翌年のゴールデンウィークにも再度行なわれることに。そしてこちらもやはり「続けてほしい」と大好評だったため、その後も土曜日・日曜日限定で再開する運びとなったのだ。
なお、垂れ幕に表記されたインパクトワード「仕方なく」について、同ホテルの社長兼総支配人・坂本淳二さんは「ステーキ食べ放題の中でも、インパクトがあるのはサーロインステーキです。尚且つ、今回の再開は実際には再々開です」「もっとインパクトが出るように『好評につき仕方なく再開します』といたしました」と説明している。
新型コロナウイルスが猛威を振るう昨今、レジャー業界は軒並み苦戦を強いられているが、そんな中にあって同ホテルは「お客様がとても喜んでくれている企画を続けたい」「これだけ世界中が新型コロナウイルスで行動制限や自粛せざるを得ない中、何とかお客様の笑顔を取り戻したい」という思いから、食べ放題の継続を決意したのだ。
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■ホテル側の本音に思わずニッコリ
なお「仕方なく」というフレーズを使用した背景には、肉の原価自体が元々高かったことに加えて食材価格の高騰などの煽りを受け、ホテル側がかなり厳しい条件を抱えていることも少なからず影響しているという。
坂本さんは「お客様の笑顔のためになんとか継続します、という意味や、お客様に少しでも『ホテルは頑張ってるね』と思ってもらえたら嬉しい、という思いも込めております」と、目を細めつつコメントしてくれた。
とは言えやはり「仕方なく」がかなり攻めた表現であることは気にしていたようで、「お客様から怒られそうな表現のため少しドキドキでしたが、ポジティブなツイートがほとんどで安心しております」と舞台裏を明かし、胸を撫で下ろす様子がなんとも微笑ましい。
同ホテルは西武池袋線「飯能駅」直結で、宿泊・レストラン・各種宴会・ブライダル・ベーカリー等を運営する、東京から40分圏内のインシティーホテル。
今回話題となった食べ放題の他にも様々なイベントやレストランフェアなどを開催しており、坂本さんからは「今後も面白い企画を計画してまいりますので、ぜひホームページをご検索頂ければ幸いです」「ステーキ食べ放題は、毎週土曜・日曜日に開催いたしますが、貸切営業の日もございますので、ホテルにお問い合わせの上、ご予約をお願いいたします」というコメントも見られた。
【施設詳細】
「ホテル・ヘリテイジ飯能sta.」
埼玉県飯能市仲町11-21
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)