デーブ・スペクター、錦鯉のM−1優勝を独自分析 審査の難しさも指摘
デーブ・スペクターがM-1優勝の錦鯉や審査の難しさ、さらにはネタ番組について、独自の分析をした。
■審査の難しさに言及
デーブは「何を基準にするかなんですよね。、まったく予想しない、すごいオチがあったとか、演技とかなんなのか、難しいですよ、話術だけだとか」と語る。
そして、「関西の方だと有利じゃないですか。話芸があるから。普通のタクシーの運転手さんだって面白いんだから。それがないぶんもう、ゼロからの出発だから。話芸話術がもともとDNA 的にないわけですので、そこの基準をどうやって決めるかと難しいと思うんですよ」とコメント。
続けて「うまい漫才師だって、過去の漫才師のマネをしてるだけみたいのもあるし、これはなかなかオリジナリティを評価するのは難しいと思いますよ」と審査の難しさを指摘した。
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■ネタ番組は「強い」
最後にデーブは「ネタ番組が多くて。今、ものすごい見てる人が多いわけですから、今テレビ離れが言われるなかで、ネタ番組は強いです。これは嬉しいことだと思いますよ」とプロデューサー視点でコメントしていた。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)