コミケ99、2年ぶりの復活は厳戒態勢 「普段と違う光景」に戸惑う参加者も
大きな制約の中開催されたコミケ。取材陣にも一部混乱が…。
30日、東京・有明「東京ビッグサイト」でコミックマーケット99(以下、C99)が開幕した。2年ぶりとなるオタクの祭典に、人数制限はありながらも多くのコミック・アニメファンが集結した。
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■前回は75万人が参加
コミックマーケットは国内最大の同人誌即売イベント。
前回2019年12月開催時は、4日間で75万人(1日目19万人、2日目18万人、3日目19万人、4日目19万人)が参加。しかし、その後新型コロナウイルスが蔓延し、以降は中止が続いていた。
中でも20年5月上旬開催予定だったC98(中止)は、ファンたちがネット上で新作の同人誌や自撮りのコスプレ写真などを紹介する「エアコミケ」が話題に。1日も早くコミケが再開されることを願う声が飛び交っていた。
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■コロナ対策強いられる中…
今回は事前チケット購入制(抽選)で人数制限。さらに入口でワクチンパスポート提示が義務化されるなど、徹底した感染防止策が敷かれる異例の開催となっていた。
通常、開始時間の午前10時には数万人規模の行列がある種名物となっていたが、この日は状況が激変。比較的少人数ずつ入場が行われ、過去のコミケではありえなかった”ほどよい人口密度”の光景が各地で散見された。