日米でファンタの味に違い? 世界的商品の地域差の原因が判明か
米国人が日本のファンタグレープを「ブドウ感が強い」と評価。 同じブランドでも味わいに違いが出る理由とは…?
■原因はおそらく…
議論が白熱する中、あるユーザーがそれぞれの国のファンタの公式サイトを比較したところ、日本のファンタグレープには「ブドウ果汁、ブドウエキス」が含まれているが、米国のファンタにはそれに該当する材料が入っていないことが判明。
それ以外の香料や酸味料、果糖ブドウ糖液糖などといった代表的な原材料は共通しているため、スレッド主が「ブドウ感が強い」と感じた原因はまさにこれである可能性が濃厚となった。
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■国が変われば味も変わる
一部のコメントにもあったように、同一ブランドの製品であっても国によって味が違うことは珍しくなく、レシピそのものが違っていることもあれば、材料の味の違いが製品にそのまま現れることもある。
例えば世界中で市販されているコカ・コーラはメキシコ産のものが世界一美味しいと評判で、その理由は一般的なコーラがとうもろこし由来の糖で甘味を付けられているのに対し、メキシコ産のコーラはサトウキビから作られた純粋な砂糖が使われているからだという。
またエナジードリンクのレッドブルのように、販売国によって炭酸の強さや甘味などを微調整している例もあるので、海外を訪れた際はそういった違いを意識してみるのも楽しいだろう。
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(文/Sirabee 編集部・びやじま)