倉持仁医師、ワクチン3回目接種の本格開始を前に 「体制づくり必要」
倉持仁医師が、3回目のワクチン接種本格化を前に、情報提供や副反応への対応体制を強化する必要性を訴えた。
呼吸器専門医の倉持仁医師が11日、自身のツイッターを更新。新型コロナウイルスワクチンの接種について、さらなるサポート体制を整える必要があることを訴えた。
■感染拡大で接種が前倒しに
新型コロナウイルスをめぐっては、感染力の強い変異株・オミクロン株への置き換わりが進んでおり、今月に入って新規感染者が急増。感染拡大の第6波に入ったとみられている。
感染の拡大を受け、岸田文雄首相は3月以降に一般の人への3回目のワクチン接種を前倒しする方針を表明した。
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■情報提供や副反応への対応が必要
倉持医師は、ワクチンの接種について「ワクチン打ってない方のお話を聞くと、もっともな体験や経験があります。別のワクチンでとてもひどいアレルギーが出たとか、若い方だと仕事で休めなくて打てないとか、様々です」と、接種をしていない人の事情について言及。
一般の人への3回目接種が本格的に始まるのを前に、「正しい情報の提供、副反応時の対応など速やかにできる体制づくりが必要だと思います」と、サポート体制の整備を訴えている。