都内で発見した、カラフルな“虹色ビル” 投稿者は「良いことが起こりそう」
撮影者は「池袋駅から歩いている途中でたまたま見つけたが、街中に突然現れた虹色のビルに驚いた」と話す。
日本では虹の色は「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」の7色と認識されている。しかし、アメリカやイギリスなどでは6色と言われており、藍色を区別しないという。他にもアフリカでは暖色と寒色のみ(あるいは明・暗など)で2色しか認識しないという部族もいる。
色の見方やその色を表す言葉の有無が、国や文化によって異なるため虹の色と色数に違いが出るといわれている。そんな中、都内の「虹色ビル」がSNS上で話題を呼んでいる。
■良いことが起こりそう
投稿者のmitaさんはSirabee編集部の取材に対して、「豊島区役所に行こうと思い、池袋駅から歩いている途中でたまたま見つけたが、街中に突然現れた虹色のビルに驚いた」と話す。
また、「ビル全体のガラスが虹色になっていて、隣のビルにも虹色の影が映っているのがとてもきれいだった。予期せぬ虹色に良いことが起こりそうだなと感じた」と語る。
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■ガラスの間に塗料
このビルは、東京都豊島区南池袋にある「グリックビル」で2019年5月に完成。武蔵塗料ホールディングスの自社ビルとなっている。担当者は取材に「弊社は色を作っている会社で、お客様のニーズに応じてすべての色を出せる。また、多様な素材を混ぜる技術がある。それをビルの色で表現した」と話す。
このビルは2枚のガラスの間に塗料を入れてあり、色鮮やかなグラデーションがまた幻想的で美しい。1階は受付だが、入場制限をしていないフリースペースとなっているため、中に入って見学していく人もいるという。