50音を欧文調にした作品が話題 作者は有名アーティストのジャケット担当だった

50音をおしゃれに加工したツイートが話題に。作者は「日本語をカッコよくしたい」と考える大学生だった。

2022/01/18 17:45



■葉加瀬太郎のアルバムジャケットを制作したことも

日吉さんは多摩美術大学の統合デザイン学科の3年生で「大学入学当初から筆記体みたいなひらがながあったら…」と思っていたそうで、過去にはひらがなと筆記体を融合させた作品をツイートしている。

その日吉さん、ヴァイオリニスト・葉加瀬太郎のアルバム『SONGBOOK』のジャケットを担当したこともあり、その実力は折り紙付き。

当時の様子については「手を描くのに力を入れた。特徴ある髪は苦労した」「うれしかったし、ほっとした」と振り返り、葉加瀬も一発OKを出すほど気に入っていたとのこと。

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■大学の課題がきっかけで制作した作品

今回の作品は、自分でコンセプトを考えて自由にひらがな50音をつくる課題があり、そこで1〜2ヶ月ほどかけて制作した作品を投稿したところ話題になったそうだ。

ちなみにここでカリグラフィーと呼んでいるものは「ヨーロッパの修道士が書いていたブラックレター」を参考にしたそうで、「単体では読めるが、並んだ時読めなくなるギャップを生み出したかった」や「手書き感を大切にしました」と語っていた。

今回のツイートでさらにファンを増やした様子の日吉さん。今後の活躍にも目が離せない。

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(取材・文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部

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