祖母に巨額の遺産を託された女性が悩み相談 妻子捨て取り分要求する父親に批判殺到
遺産相続をめぐって孫娘が困ることのないよう、祖母は息子にあえて1ドルを遺したのだろうか。
■祖母の全財産が孫娘に
祖母が亡くなり葬式も終わった頃、女性のもとに祖母の弁護士が訪ねてきた。そして遺言により、祖母の自宅と20万ドル(約2,300万円)が女性に、そして父親には1ドル(約115円)が遺されたことを告げられた。
このことを知った父親は激怒し、「”俺の家”と”俺の金”をよこせ」と電話で怒鳴りつけてきたという。
後に自分の取った行動を反省した父親は、女性に謝罪。それとともに借金を抱えており、不倫相手との息子の教育費を支払うためにも、遺産相続を頼りにしていたことを伝えてきたのだという。
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■「おばあさんの意思を尊重して」
どうすべきか悩む女性が掲示板に助けを求めたところ、父親に非難が殺到。「おばあさんがわざわざ1ドルを父親に遺したのは、裁判になったとき”息子を遺書に含むのを忘れていた”と主張させないため」というコメントが多数寄せられた。
さらに、「おばあさんは、自分の死から息子が何かを得るのが嫌だったのでしょう。自分が何をしているのかはわかっていたはず。尊重してあげて」と、女性がそのまま相続すべきとの意見も相次いだ。
祖母が遺した1ドルには、ふがいない息子への怒りと、難しい立場に立たされるだろう孫娘への愛情が詰まっていたのだろうか。
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(文/Sirabee 編集部・原田パラン)