岩田剛典が主演『浅見光彦 軽井沢殺人事件』放送決定 「ワクワクする作品に」
40周年を迎える「浅見光彦シリーズ」。主人公の浅見を務める岩田剛典が、鋭い洞察力で真実にたどり着く役を演じる。
■鋭い洞察力で真実にたどり着く
主人公の浅見役を務める岩田は、パフォーマーでありながら、近年では俳優としてドラマ・映画に数多く出演。俳優としても着々と実績を積む一方で、テレビ東京のドラマは本作が初主演となる。
撮影の感想や印象に残るシーンについては、「真冬の撮影で、とくに山奥での日が落ちてからの時間帯のロケが寒くて堪えましたね、カイロをあらゆる部位に仕 込んで冷えを凌ぎました 」とエピソードも。
浅見は、マイペースで愛嬌(あいきょう)のあるキャラクターでありながら、鋭い洞察力で真実にたどり着く役どころ。ルポライターとして取材のために軽井沢を訪れるも、そこで事件に巻き込まれてしまう。警察庁刑事局長の兄の力も借りて真相を突き止めていく…。
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■ワクワクする作品にしていきたい
ドラマの放送に先立ち、テレビ東京ドラマ初主演となる岩田と、プロデューサーの山鹿達也氏からコメントが到着した。
岩田:この度は歴史のある浅見シリーズに声をかけていただきとてもうれしく思います。歴代のシリーズと並んで胸を張れるように、キャスト、スタッフの皆様のお力をお借りしながら精一杯ワクワクする作品にしていきたいです。
これまでの伝統は残しつつも、ただなぞるだけにはならないように、いい意味で過去のシリーズを意識し過ぎずに自分らしく自由に光彦像を作っていけたらいいなと思います。浅見シリーズの第一人者の、ある方との共演は、とてもうれしかったですし心強かったです。どんな場面でどの俳優さんが登場するのか、浅見ファンの皆様はぜひ楽しみに。
作品誕生40周年という節目ということで、令和版の浅見を楽しんでいただけるよう、心を込めて撮影に望みたいと思います。
山鹿氏:内田氏が浅見光彦を生み出されて40年の節目の年に、令和版の新生・浅見光彦を製作、放送出来ることをとてもうれしく思います。そして今回、浅見役に、音楽業界でパフォーマーとして、映画、ドラマで俳優として活躍されている岩田さんをお迎え出来たことは、奇跡ともいえ、とても幸せなことです。
岩田さんは、今年で浅見と同じ33歳ですし、甘いマスクと気品を兼ね備え、そして主役としての華があり、実際に撮影現場での岩田さんは、まさに「浅見」のイメージのそのままでした。岩田さんの声と微笑がとても魅力的ですので、ルポライター浅見の取材のうまさと、事件にのめり込み真相を解明していく過程がとても好感を持って見ていただけると思います。
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(文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部)