フェルトで作ったかわいい虎が話題 干支に合わせて試行錯誤した渾身の作品

アニメになりそうな可愛い虎が話題になっている。作者は羊毛フェルト制作歴10年を超えるベテラン作家だった。

2022/02/05 05:45



■自身の作風に昇華させた虎

今回、快く取材に応じてくれたまゆさんに話を聞いた。羊毛フェルトを始めたのは「羊毛フェルトを初めてさわったのは11年前です。初めて販売をしたのは9年前です」とのこと。羊毛フェルトが流行する前から作家として活動していたそうだ。

今回の作品のついて苦労した点を聞いてみると「どうやってかっこいい虎を私の作風のぷくぷくのほっぺにするかでした。昨年末に干支の寅としてまん丸な顔だけの虎を試行錯誤しながら作り出しました」。

さらに「その土台があったので今回の虎を作るのにお顔作りは苦労しなかったです。その代わりにどんな体ならこの顔に合うか、可愛い体のラインを探しながら制作しました」と苦労を語った。



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■亡き愛犬を実物大で制作予定

羊毛フェルトの魅力については「形を自分の好きなように変える事ができるのが魅力です。納得いくまで羊毛を取ったり足したりできます」と制作面での魅力を話し、「あの温かな雰囲気が大好きです」と、素材が持つ温もりにも言及した。

今後作ってみたい作品ついては「販売用では、今回の虎がとても可愛かったので同じ感じの他の動物も作ってみたいと思います。犬や猫は作ったことあるのですが、熊やライオンのような動物で挑戦してみたいです」とまゆさん。

自分用には「昨年の夏に亡くなった愛犬を等身大で作るのを目標にしています。これから試行錯誤しながらゆっくり作っていきたいと思っています」と今は亡き愛犬を羊毛フェルトで表現したいと意欲に燃えていた。

独特の可愛い作風でファンを魅了するまゆさん。羊毛フェルトに命を吹き込み、人々を笑顔にする作品に今後も目が離せない。

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(取材・文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部

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