一卵性双生児の兄弟が犯した罪で投獄された男性 約20年ぶりに自由の身に
双子の兄弟が罪を自白するも、認められず…。身に覚えのない銃撃事件に、人生を奪われてしまった男性がいる。
■自白が信用されず10年
一方のカール容疑者は別件の強盗事件によりすでに99年の刑で服役中であり、ケビンさんの無実については2013年の時点で告白していたにも関わらず、釈放までは10年近い月日を要した。
その理由は裁判官がカール容疑者の自白を認めてこなかったためであり、昨年4月に別の裁判官のもとで新たに裁判を行うことが認められた結果、ケビンさんは今年1月に晴れて自由の身となった。
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■双子ゆえの難しさ
この件に関しネット上では、「どうして10年間も自白が認められなかったのか」「彼の弁護士は何をしてたんだ」と、無実の罪を着せられたケビンさんに対する同情的なコメントが相次いだ。
また世界中で起きている一卵性双生児の未解決事件があげられ、双子のどちらかが事件を起こした場合の罪の立証の難しさについても、議論が交わされている。
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(文/Sirabee 編集部・びやじま)