層雲峡温泉・氷瀑まつりは圧巻の「氷の世界」 今や北海道三大雪まつりに
北海道の層雲峡で「氷瀑まつり」が光と氷の幻想的世界を演出。主催者は「コロナの疲れを癒して」。
■受験、恋愛、お金にご利益?
人気スポットは「氷瀑神社」に鎮座する「神玉(かみたま)」。玉の表面にお賽銭の5円玉、10円玉を貼りつけると、寒さのため固定し、離れない。受験生には「(試験に)滑らない、落ちない」、恋愛や金運も「くっついて離れない」ご利益があるそうで、若者の間で大人気という。
日本の神様とは対照的に、同じ北国のポーランドに実在する教会を模した氷像も登場。キリストの十字架が据えられ、宗派を超えた国際イベントへの願いを込めている。
人の動きにセンサーで反応するデジタルアートは、3年目。コンピュータでプログラミングされた雪の結晶と花火の映像が地面のスクリーンに映し出されると、這いつくばって動き回る幼児の姿もあった。
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■「コロナに負けるな!」
同まつりは、「冬季間、閑散となる温泉街に活力を」と通年型観光を目指し1976年、「樹氷まつり」としてスタート。約半世紀の歴史を刻む同イベントは、さっぽろ雪まつり、旭川冬まつりとともに北海道の「三大雪まつり」と称されるまでに成長した。
今回は新型ウイルスの感染で、さらに入場者減は避けられない見通しだが「郊外イベント。都会のように密にはなりません」と同まつり実行委。
層雲峡観光協会の中島慎一事務局長は「都会の人にはコロナ疲れからリフレッシュしてほしい。会場で冷えた体を温泉で温めて!」と来場をアピールしている。
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■スキーの町から北京五輪日本代表を応援
上川町は北京オリンピックの女子スキージャンプ、高梨沙羅選手、日本選手団総監督、原田雅彦氏の出身地。厳しい寒さとコロナ渦が続く中、「心までしばれてはいけない」とばかり、同五輪の会期中、大健闘した高梨選手、日本選手全員に熱いエールを送っている。
3月13日まで、午後5時から9時半。メインステージでは12日まで上川アイヌによる舞踊ショーも披露される。入場料は、協力金として500円。駐車場あり。アイスクライミング体験もある。
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(取材・文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部)