22歳の女子格闘家・菅原美優を直撃 「防衛戦」「本業」「ビキニ写真集」の裏話を激白
昨年の9月に1st写真集『きゅんです。』を発売した美容師ファイター・菅原美優。二足のわらじをはく彼女に、いまの心境を聞いた。
■美容師業界でも「戦い」
―――そんな菅原選手。美容師として働くという夢も同時に叶えられていますね。
菅原:今はだいぶ慣れましたけど、始めの頃は格闘技の練習より立ち仕事がしんどかったです(笑)。
店が混むと休憩が取れなくてなってしまうので、朝から夜までずーっと1日働きっぱなし。それに、入社をしてすぐに施術に入れるわけではなく、「ほうきで床を掃く」「お客さんにクロスをつける」など細かい業務が多く、それも全てテストがあるんです。
「入社しました。明日からカット担当で」とはいかないんですよね。だから最初は何もできないので、ひたすら掃除をするんです。掃除も分刻みで「何分までにここの掃除、何分までにここの掃除を終わらせて」って言われます。指紋1つ、髪の毛1本でも残っているだけでやり直し。ここで精神力が育った部分があるかも(笑)。
―――想像以上に大変なお仕事なんですね。どの業界でも下積み時代は重要ですが…。
菅原:そうなんです。しかもチェックをしてくださる先輩の時間も使ってしまうので、100回くらい「申し訳ございませんでした」って先輩に謝ってました(笑)。
それで、終電で帰ってきて寝るのが2時くらい、家を出るのが6時くらいだったので、格闘技の練習に行きながらこの生活を繰り返していた時代は「死ぬんじゃないか」と思っていました。
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■笑顔を武器に
―――いまは無事両立ができているそうですね。美容師経験が格闘技に活きることはありますか。
菅原:メンタルの強さと負けず嫌い、集中力とかは活きています!
短期間での集中力だったり。美容師は意外と体力仕事なので体力面も成長できたかな。だから本当に格闘技をやっていてよかったなと、美容師のお仕事と繋がったなと思います。
―――ちなみに接客する上で大切にしていることはありますか?
菅原:やっぱり笑顔ですね。
ニコニコと柔らかい感じで接したほうがお客さんも嬉しいというか、あんまりキャピキャピしていても疲れちゃうと思うので、とにかく笑顔。あとはお客様のお話をしっかり聞くということも学べましたね。
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■結構激しめな写真集
―――笑顔がトレードマークな菅原選手。昨年リリースした1st写真集『きゅんです。』も反響が大きかったですね。
菅原:お陰様で…! 新しい1面を出しつつも自分らしさを残せたところは自分でも気に入っています。
格闘技以外の部分を色々出せるよう、現場のスタッフさんたちがいろいろとアイデアを考えてくださったんです。
―――自分らしさを具体的にいうと?
菅原:結構激しめな写真集なんですけど、私はどちらかというと元気系というか、大人っぽすぎないというか…そういう認識だったんです。
なので、大人っぽい場面を撮れるような場所にも連れて行って頂いたりしたんですけど、その中でも私らしい元気な感じが伝わるように笑顔を出しまくって撮影してもらいました!