岸田首相が本日19時より緊急記者会見 「まん防」延長、新たな水際対策に言及か
17日夜、岸田文雄首相が約2ヶ月ぶりに記者会見を行い、国民に新型コロナの最新状況を報告する。緊急事態宣言は発令されるのか。
岸田文雄首相が17日19時より、首相官邸で記者会見を行うことが分かった。新型コロナウイルスの最新状況、対策案について言及すると見られる。
■2ヶ月ぶりの会見
前回岸田首相が国民に向けて記者会見を行ったのは昨年12月21日。
その時期は1日の新規感染者数が30~40人程度と沈静化を見せていたが周知の通り年明けからオミクロン株が猛威をふるい、厚労省15日の発表では新規感染者数が84,183人。10万人を超えたピーク時を過ぎたとはいえ、前日14日より24,098人増と全く予断を許さない状況だ。
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■オーバーする「重症者病床使用率」
それにともない死亡者、重傷者数も増加。全国平均の病床使用率は6割に迫る勢いで、東京都では15日に重病者用病床使用率が31.5%に。
これは緊急事態宣言要請を検討する新たな基準の一つである「重症病床使用率30%」を上回っている。
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■「まん防」延長はほぼ確か
今回の会見では、20日に「まん延防止等重点措置」の期限が切れる21都道府県についての延長について説明があると見られる。
また水際対策について、入国者数上限緩和、入国後の待機期間縮小、さらにはワクチン3回接種などの条件をクリアすれば待機期間不要となる新たな方針課題についても言及しそうだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)