駅改札に突如現れた警告、何かがおかしい… 予想外すぎる「オブジェ」に注目集まる
日頃から利用していた駅に、突然見慣れぬオブジェが出現…? その意外な正体に、反響の声が寄せられているのだ。
■ヘビーユーザーが「驚いた」理由は…
府中本町駅にトリックアートができてた。 pic.twitter.com/ckJfFzNqXI
— 月夜野ほたる (@HotaruT) February 16, 2022
まず、ツイート投稿主・月夜野ほたるさんに発見時の様子について尋ねたところ「2月17日の午前中にこちらの写真を撮影しました」「場所は府中本町駅改札口(臨時口ではなく常設の改札口)で、改札内より撮影しています」という回答が。
ほたるさんは日頃から同駅を利用していたそうで、「よく通る場所に、数日前にはなかったトリックアートが突如現れ、びっくりしました」「このような目立つ注意喚起をするということは、普段間違えて改札を出てしまう人がよほど多いのかな…と想像してしまいました」とも振り返っている。
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■府中本町駅の「悩み」に納得
今回の取材を快諾してくれたJR東日本八王子支社に詳しい話を聞くと、件のトリックアート案内は「2月8日の初電時」より実施された試みであることが判明。
実施の背景について、担当者はまず「当駅は南武線と武蔵野線の乗り換え駅です。お乗り換えのお客さまが大変多くいらっしゃいますが、なかには乗り換えのつもりが誤って改札機を出場してしまう方もみられます」と、駅で起こりがちなトラブルについて触れる。
続けて「これを防止するべく、駅社員の発意でどのような案内サインを設置すれば有効なのか検討と試行を重ねたところ『視覚に強く訴えかける、立体感のある案内サインが効果的である』との結論に至り、設備部門の協力を得て実現したものです」と、詳細な経緯について語ってくれたのだった。
JR東日本は過去にも様々なユニークな試みを実施しており、昨年8月には駅構内の消毒液を活用した「人気投票システム」が画期的であるとツイッター上にて大きな話題を呼んでいた。
次は果たして、どのようなアイデアを披露してくれるのか、今から楽しみでならない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)