岩手で発見した焼き芋、何かがおかしい… 謎すぎる「4文字の警告」が話題に
岩手県で販売されている焼き芋。他県民からすると、あまりに謎すぎる「4文字」の警告が話題となっていたのだ。
■ノーヒントだったら答えに辿り着けない…
初詣帰りの寒さの中で食べる焼き芋は格別ですよね🍠ところで岩手の産直の注意書きをご覧ください、みなさんならこの意味わかりますよね…?
\\ l l //
= ちょすな =
// l l \\#iiiwate pic.twitter.com/1FrZz0mwxN
— #iiiwate (@iiiwate) January 2, 2022
ツイート投稿主の#iiiwateさんに詳しい話を聞いたところ、岩手では「ちょす」は「触る」ことを指すため、「ちょすな」は「触るな」「いじるな」という意味であることが判明。
#iiiwateさん自身もツイート投稿以前は「ちょすな」を岩手の方言だと思っていたそうで、「東北全般と北海道のみなさんからの反響が大きく、広く使われている方言なのだと感じました」とも振り返っていた。
なおツイート投稿の経緯について尋ねると、こちらの写真は道の駅で撮影したもので、発見時には付近にいた高齢の女性と共に「わがるわがる。いいよねこれは。しっくりくるね」と、大笑いで話が弾んだというからなんとも微笑ましい。
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■文化のプロに話を聞くと…
続いて、北海道札幌市にある総合博物館「北海道博物館」にも取材を実施したところ、やはり北海道でも同様に「ちょすな」は「触るな」「いじるな」という意味で使用されていることが明らかに。
こうした「方言」は若い世代の人々には通じないケースも珍しくないが、同館学芸員からは「北海道では比較的広い範囲で使用されている言葉になり、使用している年齢層にも特に偏りが見られないように感じます」という補足も見られたのだ。
北海道や東北地方出身の知人がいる人は、できるだけ自然に「ちょす」「ちょすな」を織り交ぜて話を振ってみると、相手の思わぬ「素の話し方」が引き出せるかもしれない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)