舛添前都知事、学生時代の左翼運動を振り返る 「左翼でなければ人にあらずで…」
学生運動が盛んだった時代には、自身の派閥を作っていたという舛添要一前都知事。過去には内ゲバに遭ってしまったことも…。
27日に放送された『Abema的ニュースショー』(Abemaニュースチャンネル)に、前東京都知事の舛添要一氏が出演。番組内では、舛添氏が学生時代に行われた左翼運動について振り返った。
■派閥を作っていた過去明かす
番組では、舛添氏が東京大学の学生だった1960年末から1970年代には、日航機を若者がハイジャックし北朝鮮へ亡命したり、東大に学生が立てこもって機動隊と激しくぶつかるなどした昭和史に残る事件を紹介。
その中では、「最も学生運動が盛り上がった」と言われる全共闘運動が最盛期を迎えた1969年当時、東大に在学していた舛添氏が「私自身派閥みたいなものを作ったんですよ」と明かす場面も…。
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■学生寮では仲間と競うように…
さらに舛添氏が自治会を乗っ取ろうしたところ、党派や路線対立をめぐり身内で暴力を振るい合う”内ゲバ”に遭ってしまい、学生運動による安田講堂の陥落は病院のベッドで見ていたことを振り返る。
そんな舛添氏は、左翼が全盛期だった時代の特徴について「左翼でなければ人にあらずで…」と語り出すと、勉強している人ほどそう思っていたことを明かした。
舛添氏によると、当時入っていた学生寮ではマルクス、エンゲルス、レーニンの本を仲間と競うように読んでいたこともあったそうだ。