「第17回渡辺晋賞」授賞式を実施 森岡毅氏とすぎやまこういちさんが受賞
「第17回渡辺晋賞」を株式会社刀の代表取締役CEO・森岡毅氏が受賞。作曲家のすぎやまこういちさんに特別賞が贈られた。
■エイターテインメントの発展を誓う
「人々を集める場所を作って楽しませる」というエンターテインメントの原点を実行し、新たな価値を創造する行動力が、財団の創立者である故・渡辺晋さんに通じるものがあり、これまでの実績への評価と今後のプロジェクトへの期待によって受賞が決まった。
森岡氏は、受賞に際し「エンターテインメントにおける新しい価値創造と持続可能な事業を次世代のために一つでも多く創りだせ、という激励と受け止めております」とコメント。
今後については「『マーケティングとエンターテインメントで日本を元気にする』という大義の下、真の消費者価値を創りだすマーケティングを普及させ、エンターテインメント業界のさらなる発展のために、これまで以上に誠実に邁進して参ります」と語っている。
関連記事:『昭和は輝いていたSP』 歌姫・美空ひばりを見出した作曲家の素顔に迫る
■音楽界のトップランナーとして活躍
また、特別賞を受賞したすぎやまさんは、作曲家として数多くのヒット曲を生み出し、ポップスからアニメ、CM、映画など幅広く楽曲を提供。中でも人気RPG「ドラゴンクエスト」シリーズの楽曲や、東京競馬場、中山競馬場のファンファーレなどでも知られている。
2016年には「世界最高齢でゲーム音楽を作曲した作曲家」としてギネス世界記録にも認定。昨年の東京オリンピックの開会式でも、「ドラゴンクエスト」の「序曲:ロトのテーマ」が使用されて話題となっていた。
長きにわたって日本の音楽界のトップランナーとして精力的に活動し、幅広い世代の大衆に音楽を広めた功績を称えるべく、今回の贈賞が決まった。
・合わせて読みたい→有吉弘行、ベストジーニスト賞受賞式の東野幸治に苦笑 「ちょっとダサい」
(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)