ビートたけし、国のコロナ対策と官僚に苦言 「現場の感覚がない人ばかり」
ビートたけしが政府の新型コロナ対策や、官僚政治について苦言を呈した。
6日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、ビートたけしが政府の新型コロナ対策や官僚主義の政治に苦言を呈した。
■まん延防止に苦言
スタジオとリモートで医師が番組に4名出演し、新型コロナウイルス対策について議論した6日の放送。
たけしは「番組でコロナコロナって、2年。こうなってまん延防止法(まん延防止等重点措置)が出て、今になったら、今、まん延防止法ってのがあることだけは、分かったけど、こっちも今は自分の生活が、この2年で生活が変わってしまって、あろうとなかろうと全然動きが変わらなくなっちゃって」と語る。
そして横に座っていたゲストの竹田恒泰氏を見て、「この距離で昔だったら、絶対会話なんか成り立たないと思ってたのに、今ごく普通に竹田さんとこれだけ距離があるのに普通に話しているっていうのは、環境っていうのは恐ろしいものだなって思って」と話した。
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■対策の変化にも言及
医師たちによって議論が繰り広げられるなか、たけしは「コロナが一番最初のほうに話題になったときの俺らの怖さは、国はコロナと認められた患者は隔離したよね。隔離して、濃厚接触者もみんな調べられたよね」と指摘する。
続けて「そんなときがあったのに、今だと家で治療してくださいって、陽性で帰ってきて、家で家族と暮らしてるんだぜ。ぜんぜん違う話になっちゃっているんだよ」と訴えた。