南沙良、山田孝之監督映画『沙良ちゃんの休日』で主演 「作品名で頭が『?』に」
「変化」がテーマ。山田孝之ら発起人の短編映画制作プロジェクトが5月6日より公開。
■数々の映画賞を受賞した19歳
『沙良ちゃんの休日』で主演を務めることになった南は、映画『幼な子われらに生まれ』で女優デビューした、東京都出身の19歳。
初主演映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』で、報知映画賞、ブルーリボン賞他、数々の映画賞を受賞し、その演技力が高く評価される。
その他、映画『居眠り磐音』、『もみの家』、ドラマ『うつ病九段』(BSプレミアム)、『六畳間のピアノマン』(NHK)、日曜劇場『ドラゴン桜』(TBS系)など、出演作も多い。
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■頭の中が「?」マークで埋まりました
オファーについての感想を聞かれた南は、「山田さんが監督とご一緒させていただくのは今回で2度目でしたが、またご一緒できたらと思っていたのでとてもうれしかったです」と喜びつつも、作品名を聞いた際は、「頭の中が『?』マークで埋まりました…!」と戸惑いがあったよう。
撮影は順調に進んだようで、「沖縄に数日間滞在したのですが、天候と美味しいご飯に恵まれ、肩の力を抜いて撮影することができました」と話した。
さらに映画監督・山田について聞かれると、「山田監督とお会いする度に、なんだか背筋が伸びる気持ちになります。丁寧に説明していただき、お芝居をしやすい環境を作ってくださるので、とても感謝しています」と感謝を述べた。
最後に、視聴者へのメッセージとして、「映画『沙良ちゃんの休日』は、1回目、2回目と観るたびに感じ方が違うかもしれません。ただ、それも今作の見どころでもあると思います。私自身まだ作品を見れていないので、完成がとても楽しみです」と見どころを語った。
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■与えられたのは⾃由な表現の時間
監督を務めた山田からもコメントが届いている。
山田は、「与えられたのは⾃由な表現の時間。制限が無いと聞けば、⼈は⾃分で制限をどんどん増やすから⾯⽩い。予算は? ⽇数は? ⼈数は? 機材は? 納品は? ⾃分⼀⼈スマホを⽚⼿に佇むこともできるし、熟考の末予算を増やし結集させることもできるだろう」と、独自の視点を語った。
また、「5分〜15分の短い時間の意味は、強さも弱さも全てを含めた⼰との戦いから始まる。既に100で恐れているから未来は明るい」と話した。
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(文/Sirabee 編集部・ホンマみつる)