映画館にボウリング場まで… アメリカで最も高価で問題山積みな家が競売へ
ロサンゼルスの街を一望できる超巨大邸宅の落札額は、100億円以上? 修理・点検費用だけでもとてつもない金額に…。
■いくつもの落とし穴
お金に糸目をつけないのであれば非常に魅力的とも言える物件だが、なぜここまで売却価格に差が生じてしまったのだろうか。
取材にあたった米紙によると、この建物は物件自体の価値は高いものの、破産手続きに関わっていたことからいくつもの問題点を抱えていた。そもそも入居証明書が発行されていないために、購入者は入居することができない状態だという。
また過去10年にわたって工事が行われていたため、いくつかの区画は完成しておらず、水漏れやひび割れなど広大な敷地の点検・修理には少なく見積もっても1,000万ドル(約11億円)が必要。落札価格よりも値の張る買い物になってしまうようだ。
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■ネットでは厳しい意見も
そのためこのオークションに参加した人はたった4人しかおらず、実際に邸宅を目にした人の中からは「巨大な白いゾウのよう」「今まで見た中で最も醜い家の1つ」と厳しい意見も上がっている。
また、ニュースを見たSNS上の人々からは「いったい誰がこんなものを建てたんだ」「豪華だけど見た目は酷いね」「究極の家というか、世界最小のリゾートという感じ」と、この巨大邸宅に魅力を感じない様子のコメントが多数寄せられた。
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(文/Sirabee 編集部・びやじま)